第148章 瞬間湯沸器女型４

(いけないわ。

潤花ちゃんの目の前で夫婦喧嘩なんて💦

どうにかして話を逸らさないと！)








どうしようか頭の中でいろいろ考えていると

玉木さんが一歩踏み出しました。









「たっ…玉木…さん(;´д｀)？

ちょっ、ちょっと……」








この言い争いになった原因を作ったのは玉木さん

なんだか少し不安で、

私は咄嗟に玉木さんの腕を掴みます。









玉木
「大丈夫ですよさん。

分かっています。」










「(;´д｀)」







(ほんとうかしら玉木さん…💧)









玉木
「奥様。失礼ながら…

この無意味な言い合いを終わらせる鍵を握っているのは

おそらく誰でも無くこの私でしょう。

どうですか？私にかけた呪いを今すぐに

解いていただく事は可能でしょうか？

私だけで良いのです。

私が呪われたままですと仕事に支障をきたします。

ですから他の住民の方までとは言いません…

もし…解いていただけるのなら私は真実を

貴女にお教えする準備がございます。」










「Σ（・□・；）」







(駆け引きね💦)








玉木さんは真っ直ぐに奥さんを見つめ

提案をしました。








＂バッ！＂








すると潤花さんが素早く動き

母の前に手を広げ立ちました。









潤花
「お母さん！！

この人が1人居なくなったところで

ウォールマリア(会社の外壁)くらい

他の駒が居れば大丈夫だから！

ねっ！お母さん！！」









「(´⊙ω⊙`)！」









(駒！？

人の事を駒呼ばわり！？

怖いわ！潤花ちゃんの行く末が！！💦)