第143章 リフォーム
そしていよいよ、
私達もお家の中には入りました。
五条悟
「どう?リビング広くしてみたんだよね☝️」
「(*´Д`人*)すっ……素敵………」
玄関の扉を開けると、
洋風な衝立ての向こうに
20畳ほどのリビングが広がっていました。
頭花
「おっ!!久しぶりだな!!
わお!ちみがみっちゃんさんか!!
お前らに似てねぇーな!!」
五条悟
「"さん"は付けなくて良いよ、気持ち悪い。」
リビングの圧倒的な広さと、
眩しい白とくすみカラーの家具で統一された
空間に驚き戸惑っていると
痩せ細った頭花さんが
守を肩車しながら顔を出してくれました。
「頭花さん(´;艸;`)」
(なんだか痩せちゃって…どうしたのかしら?)
五条悟
「京都のお屋敷で、父上に使用人とはなんたるかを
教え込まれてノイローゼになって、
あんまり食べれなかったらしいよ。
もし良かったらさ
ちゃん疲れない程度で、
なんか美味しいもの食べさせてあげて。コソコソッ」
悟さんが頭花さんに聞こえない声量で
私に耳打ちしてきました。
(お義父様に!?💦
あららっ…お義父様結構厳しいからなぁ…)
頭花
「ほらほらお前らの家だろ?
旅の疲れもあるだろうし、
ゆっくりしな!
ちぃちゃんさんと、みっちゃんさんは
俺がみてやるからよ!!」
「はっ、はい💦」
五条悟
「頭花ってさ、
一回で間違いを直せないタイプなんだね☝️
イライラする。」ボソッ
(あははっ……💧)