第143章 リフォーム
「Σ(・□・;)えっ!?」
タクシーから降りると、
そこには
明らかにリフォームされた自宅が在りました。
「これは…」
なかなか開き難かった門扉が
真新しい白く綺麗に…
家の外壁も綺麗な白で塗り直され
窓や玄関…目に見えるもの全て新しくなっていました。
(屋根裏にハブが住み着いていた
家には見えないわ!)
五条悟
「実はちゃんが不在中に
大家さんが亡くなってね、
ご家族からここを潰して更地にしたいって
言われたんだ。
でも…ちゃんにとっても
僕にとっても子供達にとっても大切な家だろ?
だから…買い上げてみた☝️
そんでついでにリフォームしたさ。」
「え!?大家さんが💦」
身重な私がこの家を借りたいと言ったとき、
事情は聞かずに快く貸してくださったのは
良い思い出です。
五条悟
「さっ、中に入ろう。
守が大好きな男が待ってるよ—。」
守
「とう!?」
"ガチャ!"
「頭花さんは京都のお屋敷で、
働き始めたと玉木さんから伺っていたのですが
こちらに来てくださったんですね。」
家に飛び込んでいく守を見ながら
ちょっとだけ悟さんと立ち話。
五条悟
「リフォームが始まった頃から
こっちに戻ってたよ。
頭花は京都よりこっちの方が合ってるからね!」
(確かに…頭花さんは、
お上品にお仕事というより
賑やかな環境のお仕事が似合ってるから( ´ ▽ ` ))←失礼