第142章 兄妹
【翌日—羽田空港にて—】
「あっ…ちづるのおしゃぶり忘れちゃったみたい💦」
搭乗ゲートを歩いていると
ちづるにとって命の次に大切なおしゃぶりを
私は…タクシーの中に忘れてしまったことに
いま気がつきました。
五条悟
「マジで—?
ちいちゃんおしゃぶり無いと
"不満ブツブツ女子"になっちゃうよ。
何処に忘れてきた?僕が回収してくる。」
悟さんは守と手を繋ぎ
空いた手でみちるを抱っこしてます。
「えと…空港まで乗ってきたタクシーの中です💦」
ちづる
「あじゅ(#˘・з・˘)ぶぅ—!」
←ちづる自体がおしゃぶりが好きなんじゃなくて、
外出すると色々と視えて不満が多く独り言が凄いので
口を封印する意味で
おしゃぶりを持参していました。
(でも今からタクシーへ取り向かったら
乗り遅れてしまうわ💦)
五条悟
「大丈夫👌
僕、瞬間移動できるから✨」
「えっ?瞬間??」
——|||||||シュッ|||||||——
「Σ(・□・;)!?」
(いなくなった💦)
私とちづるの前から、
守やみちると一緒に姿を消してしまいました。