第142章 兄妹
(これは私が説明しよう。)
"スッ"
私はしゃがみ守と目線を合わせます。
「みちるの白目のところが黒いのは
生まれ持った"チャームポイント"なの。
守は…みちるの目、怖い?」
守
「…ちょっと怖い。」
守は正直に答えました。
確かに見慣れていないと少し怖く感じるでしょう。
「そう怖いのね。
でも…みちるが黒い目をしていることで
嫌なこと何もされていないでしょ?」
守
「うん。」
「白目が黒くたって、白目が白目だって
なにも変わらない色が違うだけ…」
(ちょっと違うかな💦
意外と説明って難しいわね…)
守
「(-_-;)んぅ…」
「でもその目の黒い部分はね、
みちるが2歳頃には
みんなと同じ白目になってしまうの。
だからあの黒目は今しか見れない魔法の目なの✨
素敵でしょ?」
守
「魔法の目!?
いいなぁ—\(´。⭐︎ω⭐︎。 ` )/!!
オレも黒目がいい——!!」
←悟さんや宿儺さん譲りの呪術が使えるのに、
チェリーポッターのような魔法を使いたいという
願望が強い子。
五条悟
「お父さんも白目のとこ黒が良かったな〜
六眼が映えるからね☝️
みちるうらやま〜」
「!?」
(悟さんの白目が黒目か……
確かに良いかも!
ちょっとカッコいいかも!!)
"ガシッ"
すると守は私のエプロンを掴みました。
守
「オレも黒目いい——!!」
"ガシッ"
五条悟
「僕も黒目がいい———!!」
そして悟さんまで私のエプロンを掴んで
駄々っ子をします。
「えっ💦」