第139章 悟、看病をする
【正午過ぎ】
〈ピーンポーン
五条悟
「きたね。」
悟さんは私が眠っているベッドサイドから、
客室の入り口に向かいました。
(そっか朝から何も食べてないから、
ルームサービスを頼んだのね。)
私はホテルで療養なんて贅沢だから、
10時前に自宅に帰ると言ったのですが
悟さんが風邪ひきさんの私を
あの寒い家には帰らせたくないと言われ、
治るまでホテルと言われました。
五条悟
「ちゃん、
玉木に卵粥持ってきてもらったから。」
(えっ💦悟さんのご飯じゃないの!?)
私は無理矢理上半身を起こします。
「悟さん…悟さんのご飯は……」
五条悟
「僕?あ—、ちゃんが眠ったタイミングで
ホテルのレストランで食べてるよ?
病人なんだから僕のことは心配しなくて良いから。
ほらそれより玉木特製の卵粥食べよっか。
ふぅーふぅーしてあげようか?」
イタズラっぽく聞いてくる悟さん。
(この顔…絶対に私が断ると思ってるわ( ´ ▽ ` )
それなら…)