第17章 夕餉
「遅くまでお仕事大変でしたね。」
私はクラムチャウダーを温め直しながら
星野さんに話しかける。
星野
「今日に限っていろいろあって遅くなってしまいましたが、
いつもは結構早いんですよ^ ^」
星野さんは笑顔いっぱいでこたえてくださいました。
「そうなんですね!
星野さんてお仕事は何をされているんですか?」
星野
「私は...会社員です。"普通の"」
星野さんは"普通の"を強調されました。
(?)
星野
「そんな事より、
さんこれをどうぞ。」
星野さんは紙袋から
ケーキ箱を取り出し私に渡してこられました。
星野
「デザートに買ってきたカヌレです。」
「わぁ(*´Д`*)カヌレ!
ありがとうございます!!」
私はケーキ箱を胸に抱きしめます。
カヌレはもちろんですが
スィーツなんて久しぶりだからです。
星野
「そんなに喜んでもらえるなら...
幾らでも買ってくれば良かったですね。」
星野さんは頬を赤らめながら、
喜んでいるようです。
「幾らでもって...太っちゃいますょ(*´∀`*)
わたし太りやすいんです💦」
星野
「あ、、、私もです!」
なんだか星野さん、
今までのイメージと違って
今夜はなんだか楽しそうにはしゃいでいるように
見受けられます。