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五 条 の タ ネ .
第138章 立食形式のウェディングパーティー
僕も会場から出て、
の姿をさがしはじめた。
(さて、どこ行ったかな。)
感覚を研ぎ澄ましての気配をさぐる。
五条悟
「…外か。」
建物内には居ないと分かり、
さらに僕は屋外に出た。
"コツッ…コツッ……コツッ……"
革靴の音が響く。
(秋も深くなって、
あんなドレスじゃ寒いだろうに。)
一刻も早くの元に行きたい。
建物の裏庭の方からの気配がする。
僕は迷わずそちらに向かった。
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