第131章 寄りかかれる木
公園にやってくると、
意外にも人が沢山いて賑やかです。
乙骨憂太
「ここに座りましょうか。」
街灯の下のベンチに腰をかける私達。
「(*´ω`*)」
(夜は噴水がライトアップされるのね。
綺麗…)
虹色にライトアップされる噴水…
きっと人が多いのはこれを見るために
来ているのでしょう。
乙骨憂太
「あの…単刀直入に聞きます。」
乙骨さんは私に身体を向け
真面目な顔をして話をはじめました。
乙骨憂太
「五条先生がお見合いをしたのをご存知ですか?」
「えっ...お見合いですか?」
(悟さんてばお見合い…
そっか離婚したもんね、
新しいお嫁さんつくったって
おかしくないよね。)
乙骨憂太
「さん!
このままだと本当に…
五条先生も守くんもちづるちゃんも……」
「(´・ω・`)」
言葉に詰まる乙骨さん。
でも何が言いたいのかわかります。
乙骨優太
「だから…その……」