第128章 五条家全力で悟のNEW嫁を探す
時子
「…ぶどうパンが食べたいのね。
そうだ!お婆ちゃんと一緒に
五条橋向かいのパン屋に行きましょうね。」
守
「ちがう!おかあーの!!!」
守様は目にいっぱいの涙を浮かべ、
パン屋のパンではなく様のものが
良いと声を荒あげます。
時子
「それはおかしいわ。守。
さんに"いなくなれ"って
言ったのは守だってお婆ちゃんは聞いてるわ。
いなくなって欲しかった人のパンを食べたいなんて、
都合が良いわよ。」
守
「…ッ…」
時子
「後悔するくらいなら人に対して、
"いなくなれ"なんて絶対に言っては駄目。
口は災いの元…言葉には気をつけなさい。」
時子様はそう仰ると、
守様を抱きしめました。
守
「…おばあちゃんだって!
おかあーのこと、ひどいこといってた!!
くちはわざいのもとでしょ!?」
(おぉっ💦)
時子様のお話に疑問を感じた守様が、
言い返されたのです。