第124章 いらっしゃいませ
禪院進
「(´⊙ω⊙`)わっ」
玄関から居間に入ってきた進さんは、
何かに驚いたようで停止してしまいました。
「進さん...?
あっ、もしかして家が古くて驚いてます??
私は気に入ってるんですけどね(^_^;)」
なんだか恥ずかしくなってアタフタしていると...
禪院進
「いえ、お家の事ではなく...
その...ダンボールをテーブル代わりに??💦」
「あっ...」
所持金15万円の私にテーブルなんて
買えるわけがなく、
昨日、おじいちゃんから頂いたダンボールを
テーブル代わりに夕食を食べたりしたので
ダンボールは部屋の中心で尚且つ
裸電球の下に置いたままにしていました。
禪院進
「なかなか斬新なテーブルですね!!
良いじゃないですか!!
ダンボールって意外に強度もありますし。
ですがこのままだと少し力を加えたら
真ん中が凹んでしまうから少し改良した
方がもっと安定して使えますよ。
もう一つダンボールってありますか?
それからガムテープも。直ぐに強化させますよ。」
「わぁー、進さんて物知りですね!
ダンボールもガムテープもあります!!
宜しくお願いします(๑>◡<๑)ノ」
禪院進
「ええ!任せて下さい!
こう見えて小学生の時は工作はずっとAだったんです!」
「(・Д・)!」
(工作がずっとA...可愛いなぁ進さん(*´ω`*))