第123章 よく眠る子
ということなので、
今日は早めに休んで明日からに備えたいと思います!
"ブーブーー"
「誰かしら?」
誰からも連絡が来なくなった
私のスマホが久しぶりに鳴りました。
着信画面を見ると、
禪院進さんからでした。
「Σ(・□・;)」
(またまた何処からか
私の情報をリークしたのね。)
📱
「もしもし。
あの、腹貸しのお返事は2ヶ月後から...」
禪院進📱
「久しぶりだね、さん。
娘さんが産まれたと聞いて、
お祝いの電話をと…
ご出産おめでとうございます!」
📱
「あ、ありがとうございます...
って極秘で出産したんですよ(-_-)
なんでご存知なんですか?」
禪院進📱
「実はずっと使用人に張り込みをさせていまして!」
📱
「えっ!?」
禪院進📱
「今回はいろいろとあったようですね。
僕のような者がさんを
助けられるとは思っていませんが...
...あっ!実はカレーが作れるようになったんです!
腹貸しの返事も聞きたいので、
ついでに作りに伺っても良いですか!?」
腹貸し家が仕事を募集する時は、
御三家や一部の呪術師と腹貸し屋しか
知らない秘密の掲示板があって、
以前それを教えてもらったことがあったので
出産後時間を持て余していた入院中に
五条家閲覧不可と設定し
募集の書き込みを済ませていたのでした。