第119章 時子始動。
時計の秒針だけが響く居間。
私と五条さんは対面になり座っている。
五条悟
「記憶まったく戻らない感じかい?」
五条さんはココアにしたようで、
甘い香りが部屋中に漂っている。
「……はぃ……」
五条悟
「ん?なんて?
ハッキリ話せない?
僕そんなに怖い??」
「(;´-`)💦」
五条悟
「別に取って食おうなんてしないのに。
あーあ、ここまで嫌われてると
愛想尽きそうだよ。」
←後半若干キレモード
「……ごめんなさい……」
ただ頭を下げて謝る私。
(…こんなに怖い人を、
私が好きになることなんてあるのかしら💧)
やはり五条さんと結婚した事実なんて
あるわけないと思い始めたころ...
五条悟
「はぁ...ちょっと寝室に行こう。
ちゃんの物が沢山あるから、
何か思い出すかもしれない。
ほら立って。」
"クイッ"
五条さんは私の二の腕を掴み
私を立たせました。
「痛っ(;´д`)」