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五 条 の タ ネ .

第118章 守、本気出す





(きっと記憶が混乱しているのですね。

さてどうしたら良いのでしょうか…)








これが混乱などではなく、

本当ならどれだけ良いでしょうか。










「亜緒さん、私…ずっと眠っていたのですね。

心配かけさせてしまってごめんなさい。

…でもありがとうございます。

なんだか眠ってる間、暗闇にずっと1人でいたみたいで、

怖かったんです。

でも起きたら隣に"大好きな"亜緒さんがいてくれて…

私…幸せ者ですね。

あの…よかったら…

抱きしめてくれませんか////?」










玉木
「!!」









さんは上目遣いで色白の頬を染め

私に抱擁を要求して来られました。









(これは様の頼まれ事ですよね…

私利私欲の抱擁ではないですよね?

これは悟様への裏切りでは決して…

いえ、これは悟様への2度目の裏切りです!!

でも私は…後悔はしない!!)









玉木
「えぇ...」







私はさんを優しく抱きしめました。








「亜緒さんの腕の中...あったかい(*´Д`人*)」










ずっとお慕いしていたさんが、

私の腕の中で幸せにしている。









(もうどうなっても良い!!!!)








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