第117章 特級の男、腹貸しの嫁 II
「私の夢は…腹貸しが出来なくなる年齢になって
誰にも必要とされなくなったら、
1人旅がしたいって言うのが夢です(*´∀`人*)
今はいくら悟さんの"もの"になったとはいえ
狙われてしまうから自由には無理じゃないですか。
何歳になっても、ヨボヨボになっても、
夢は絶対に叶えたいんです。」
玉木
「!!」
自由に生活出来ない様の、
一縷な願い。
私の胸がギュッと痛みました。
でも少しだけ違和感も…
(そこに悟様が居ないですね。)
私から見れば様と悟様の、
夫婦仲は悪く見えないのですが…
何か私の心を揺さぶるのでした。