第114章 Wthout Rika .
【夜】
なんとか今日は、眠たいと言う理由で
ずっと横になっていられたけど…
流石に明日はそうはいきません。
とりあえず身体を休める為に
私は眠れなくても目を閉じていると…
「お前は阿呆か?」
(え?)
聞き慣れた声がしてきたので、
目を開けると。
守は眠っているのに宿儺さんが
また虎杖さんの身体を借りた姿で
私の横に胡座で座っていました。
「…最近は、
守の身体を使わずにお話ができるように
なったんですね。」
宿儺
「それはお前の腹のガキの力で、
呪力無しでも俺が視えるようになったから
こうして姿を現してやってるのだ。」
「あっ!なるほどですね。納得です…」
宿儺
「それにこちらの方が良いではないか。
お前をいつでも抱けるイヒヒッ。」
「その笑い方…気持ち悪いですよ?」
宿儺
「気にするな。癖だ癖。
それより母...何故簪をアイツに渡した?
生き急いでいるのか??」