第114章 Wthout Rika .
【視点】
私は乙骨さんを信用して、
命のリレー"バトン"を渡しました。
「なるべく早く渡してください!
お願いします…乙骨さん(´;Д;`)
悟さんが悟さんで居られるように…
宜しくお願いします。」
乙骨
「…わかった。任せて。」
「乙骨さん...
どうぞ悟さんを宜しくお願い致します。」
今、私はどんな顔をして
乙骨さんに頼んでいるのでしょうか。
きっと...泣いているのでしょうね。
乙骨
「………」
"バフッ"
(!!)
そんな私を、
乙骨さんは優しく抱きしめてくれました。
誰かの胸の中で泣くなんて久しぶりです...
少しだけ甘えさせていただきます。
乙骨
「必ず届けるよ。」