第1章 狐嫁
そんな事があるのか...
なんだか夢物語で
驚いてはみたもののですが、
私はあまり間に受けておりません。
(結界とか...なんだか眉唾ね...)
何故ならば私は、
普通の派遣会社から
普通の女中の仕事を紹介された
普通の一般市民ですから...
「(´・ω・`)」
(パタパタパタパタッ)
私は、
きちんと窓の外が見たくなり
ゆっくり窓に近づきよく外を見ますと....
「(。・ω・。)ワッ!!」
宿舎棟は断崖絶壁に建てられいるようで、
窓の外へ一歩出てしまえば
ビル15階くらいの高さから下に真っ逆様です。
(...この高さからの侵入は...)
女中頭
「窓は危ないから開けるんじゃないよ!
寒けりゃエアコン!暑くてもエアコン使いな!!」
「はい承知いたしました。」
(分かったわ。
きっと女中頭様が私を驚かすような事を仰ったのは...
私の安全を考えて下さったからね(о´∀`人о)
お優しい方〜)