第1章 狐嫁
女中頭
「此処は高専敷地内の端の端にある使用人棟。
変に勘繰られると嫌だからねぇ、
普段は滅多に言わんのじゃが...
アンタは長く働いてくれそうだから教えてやるよ。」
「(。・・。)?」
女中頭
「使用人だから手薄にされてる訳じゃのうて、
結界の掛かりがちぃーと具合が悪いところに
建っておってなぁ。
最近はめっきり減ったが...
ごくたまーに癖が悪い奴の侵入口として
使われる時があるのさ。」
「侵入∑(゚Д゚)!?」
女中頭
「そうじゃよ。
確かこの部屋では4人は逝っちまってるよ。」
「(´⊙ω⊙`))」