第109章 I'll be back .
私は必死に動き回り、
お風呂に食事...寝床の準備など
ビールの支度以外は1時間で済ませました。
〈おかあー!ただいま!
〈ただいま戻りました!
怒り心頭中の頭花さんが入浴中に、
2人が帰ってきました。
「おっ...お帰りなさい(;´д`)ノ"」
お風呂から上がってきたら、
直ぐにご飯を食べたい、
ビールが飲みたいとのご要望なので
私は今から比嘉商店にビールを買いに向かう為、
カゴバックとお財布を持って外に出る所でした。
玉木
「どちらに行かれるのです??」
「ひ...比嘉商店に!」
玉木
「私が代わりに行きますよ💦
何を購入されるおつもりですか?」
玉木さんは、
私を気遣ってくれ聞いてくださいました。
「ビールを…」
玉木
「ビール!?
様が飲まれるのですか?」
玉木さんが、
私を驚いた顔で見ています。
(勘違いされてる💦)
「違います💦違います💦
頭花さんが先程帰ってきて、
お風呂上がりに食事とビールが飲みたいと...」
玉木
「ですからビールを購入しに...」
「私の為に苦労されたので、
出来ることはしてあげたいんです。
私が行ってきますね。」
玉木
「…そもそも頭花さんが、
駆り出されたのは
"風邪をさんにうつした罰"
気に病むことは無いのですよ。
それに雇われている立場なら、
本来食事は自分で用意するものです。
さんはしなくて良いのです。
ですが、どうしてもと仰るなら...
玉木が行って参ります。」
"スッ"
玉木さんが、
私が持っているカゴバックを優しく攫いました。
「...それじゃ...お言葉に甘えてお願いします。」
ちょっと動き過ぎて、
お腹が張っていたので助かります。
玉木
「お気になさらず。
では、行って参ります!」
守と私は外に出て、
玉木さんを見送ります。