第108章 KANZASHI.
「わぁ、綺麗〜(*´ω`人*)」
それはそれはそれは綺麗な
桜色の珊瑚の簪でした。
1000年前のものとは思えない品物です。
玉木
「緩く編まれている三つ編みの耳横辺りに
挿してはいかがですか?」
「そ、そうですね(*´ー`*)」
"スッ..."
片側に緩く編んだ三つ編みの耳横に挿しました。
守
「おかあー!かわいいー!」
玉木
「本当によくお似合いですね!
色白のお肌と薄ピンクを纏った薄ブラウンの
髪色によく映えます!!
前世の様と今の様は
よく似ているとの事ですから、
宿儺の美的センスは現代に通用いたしますね!」
←宿儺さんをベタ褒めする玉木さん
なんだか簪が素敵なのに
私まで褒められているようで
勝手に照れていると……