第107章 ＩＮＦＥＣＴＩＯＮ.

【イルカ南産婦人科】







９：３０

私達は自宅から車で２０分のところにある

チカコさんが最近出産した産婦人科に

やってきました。

頭花さん曰く、

お医者様がお優しくて入院中の食事も

美味しいし全室個室だからオススメらしいです。









玉木
「様、

私が代理で受付を済ませてくるので

椅子におかけになってお待ちください。」










「ありがとう玉木さん。」








私はお言葉に甘えて、

受付前のソファーに座りました。








守
「おかあー、ブランケット。」








守がすかさず、

お腹の辺りにブランケットをかけてくれました。









「守、ありがとうね(*´∀｀*)

あったかいなぁ〜」








守
「うん！よかったー」








守は私の側を離れず、

少しだけ膨らんだお腹部分を

優しく撫で撫でしてくれています。








？
「...あら五条さん？？」










「(｡･ω･｡)？」








その時でした、

近くに座っていた妊婦さんから

声をかけられました。









？
「久しぶりね。

もしかして...忘れちゃった？？」










「(´⊙ω⊙`)あっ！」








(千夏ちゃんママ！！)








すっかり短く髪をカットしていて

気付くのに遅くなってしまいました。










「久しぶりですね( ´ ▽ ` )」









１歳児健診で無視をされて以来

逢ったことがありませんでした。

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