第106章 life's deadline.
つまり、
簪は私自身となり厄を全て受けてくれる。
出産後、簪が崩れてしまったタイミングで
私は死んだ事になる。
でもそれはいっとき誤魔化すだけであって、
厄は簪が私ではないことに気付き、
また私の命を狙ってくる。
それを阻止する為に、
壊れた簪を呪術で完璧になおし再び墓に埋めること。
直した簪は埋めている最中も壊れていくけれど
その墓に埋まっている遺体がかつての私だから
厄は完全に私が死んだと誤解して二度と
襲うことはなくなる...と言った感じです。