第105章 I'm three years old.
「私をずっと想ってくださっている方で、
腹貸しを望まれているのですが...
ほら私、この子を産んだら死んでしまうでしょ?
だから...腹貸しは無理ですから...」
玉木
「………」
「進さんは...凄いんですよ。
"能力を持って生まれて来ないと認めない"
という禪院家に深く根付いた考え方を、
私に腹貸しをして欲しいという...純粋な想いで
その考え方を変える事が出来たんですよ( ・∇・)
わたし...その進さんの強い想いに
腹貸し以外で応えたいんです。」
玉木
「そうでしたか...」
玉木さんは、
何かを考えているようで
天井を見上げています。