第11章 番人
翌日私は無事に退院いたしました。
「ありがとうございました。」
"バタンッ"
タクシーで帰宅し、
久しぶりのアパートの前に降りたちました。
(予想外の入院だったけど、
特室なんて素敵なお部屋で過ごせて良かったなぁ。
代金は誰が払ってくれたのか分からないけれど(^^; ) )
「おうち〜おうち〜(*´ω`*)」
階段を登り
一番奥の部屋...
久しぶりに自宅のドアを開けました。
(悟さんと一緒に来た時は賑やかでしたけど、
やっぱり私1人じゃ静かですね(´・_・`))
「ただいま。」
久しぶりの我が家。
オレンジのアロマオイルがフワッと
私を迎えてくれました。
「よいしょっと...」
バックを置いてお気に入りのスリッパを履いて
私は直ぐに窓を開けにリビングへ...
"パタパタッ..."
「ん(・_・;?ん(ーー;)?んんーーーッ( ;´Д`)!?」
ところがリビングを通り過ぎようとしたら
リビングの変わりように驚き
私は歩みを止めました。
「お家の中が豪華になってる(´⊙ω⊙;`)!!」
窓が二重サッシになっていたり、
キッチンが真新しいシステムキッチンになっていたり
買ってなかった空気清浄機もあったり...
誰かがお家に入ってリフォームしたようです。
「いったい誰が..,」
実害は無いけれどなんだか怖いです。
(んぅ、、、困ったなぁ...)