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五 条 の タ ネ .
第103章 宿儺の娘
?
「またこんな時間に外に出てる。
危ないって言っただろ。」
梅
「...また貴方...」
今日は式神を出さずに現れた青年は、
音もなく現れ私の後ろに居ました。
?
「ん?その顔の傷はどうした?」
月光で折檻された顔の傷が見えてしまったようです。
梅
「...墓前で手を合わせている人に
声をかけるなんて最低だわ。
私に二度と話しかけないで。」
私はお供えものをそのままに、
立ち去ろうとしました。
"パスッ"
?
「待てよ。」
私のか細い腕を青年は掴みました。
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