第101章 SURREAL.
五条悟は"ここだけの話し"として、
私にある約束について話してくれた。
五条悟
「腹貸し家の千夜さんて知ってる?」
腹貸し家の千夜さんは、
私の祖父が"利用"しようとして
お断りをされたと聞いた事があったので
よく知っている。
念の為、祖父の名誉の事もあるからしっかり
お断りをされた理由を話しておくと
お断りされた理由は...
"一般男性との婚姻"でした。
平均より晩婚らしいですが結婚するまで
呪術師の赤子を、
12人産んだという功績がある方なので、
仕方がないでしょう。
五条悟
「その孫娘が今8歳でさ、
その子を是非僕に護ってもらいたいって
お願いされたんだよねー。」
ミネコ
「え!?8歳の子の将来を、
お願いされたんですか!?」
確かに腹貸し家の中で、
一番格式の高い家の孫娘ですが
だからと言って五条悟が護っていくのは
私は違う気がして声を荒あげてしまいました。