第99章 見られている
一階にやってくると、
カウンター席の椅子に
蒼さんが座っておりました。
「お疲れ様です。」
蒼
「お疲れ。
今日は飯食ったか?」
(え?ご飯??)
仕事が無い日は、
節約の為に飴だけだったりします。
「はい(*´∀`*)食べました。」
←嘘つき
蒼
「そうか。」
蒼さんは私の身体を下から上まで見ると
そのまま話を続けます。
蒼
「給金、少ないだろ。」
「え?いぇ、そんな事は...
充分なくらい貰っていますよ。」
総支給90000円強で、
他の方よりは少ないとは思いますが
住む場所も提供されていますから
贅沢をしなければ生きていけます。
蒼
「…見るつもりは無かったが、
気になってが留守中に
2階にあがってみた。」
「(・Д・)!」
(あっ、恥ずかしい!!
布団乱雑に畳んでいたかもー💦)
蒼
「食べ物はおろか、
日用品までもが...無かった。
あったとしても少なすぎだ。
金に困っているなら俺を頼れ。」