• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第99章 見られている






「これでいいわ...あっ...」







紙袋に詰め終わり、

何気なく窓縁をみると...

黒い小箱が目に入りました。








「………」







"スッ..."








私はその箱を手に取り、

蓋を開けます。







"パコッ"








すると、

曇りがない綺麗なプラチナの

エンゲージリングが入っていました。

       






(悟さん、これどうしたんだろう...

私とお揃いなんて嫌だからきっと捨てたよね...)







私はそれを紙袋の中にしまい、

売る事にしました。








なんだかこれを売ったら、

いよいよ悟さんとの繋がりが無くなるようで

とても...悲しい...です。




/ 5648ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp