• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第98章 気にも留めない





戸の向こうに居たのは...

赤いワンピースを着用した黒髪の

女性でした。

俯いているから表情は見えないけれど...

でもこれだけは言えます...

かなり気持ちが悪い雰囲気です。










「...ごめん...ください...」








ボソボソとした声で話す女性









(ごめんください(・・;)?

ということは...お店にご用なのかしら...)











「こ、こんばんは(⌒-⌒; )

何かご用ですか?」








ここだけの話。

黒い長髪で俯き表情が見えず...

赤いワンピースは怖すぎると思うのは

私だけですか?💦









女性
「...ごめん...ください...」










「あの、何かご用...」









その時でした、

ふと女性の足元に視線を移すと...








女性
「...ごめん...ください...」








青白い足が敷居を跨げず...

見えない壁に押し戻されているような

動きをしていました。









(これ...沖縄の家でも見たことあるかも...)









そうです。

変なものが家に入って来ないようにと

悟さんが貼ってくれた結界の働きそのものです。








(蒼さんが張ったの...?)








/ 5648ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp