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五 条 の タ ネ .

第98章 気にも留めない





【AM10:00】







「蒼さん。

床のお掃除とテーブルの整頓が終わったので

暖簾を出しますね。」







厨房で大量のネギを切っている蒼さんに

声をかけました。









「ああ。」








さあ、今日も元気に開店です!

今日のシフトは朝から夜の20時まで

休憩を挟みながらのロングワーキングです!









「いらっしゃいませー。」








開店と同時に3人のお客様が入店しました。









「お冷をお持ちいたしますね。

メニューはそちらにございます。

お決まりになりましたら、

お声をおかけください。」







すぐさま3人から離れ、

お冷の支度をしていると

3人の話し声が耳に入ってきました。










「最近ここらも物騒だよな。

まーた身元不明の仏さんが

道路に転がってたんだとよ。」









「はー?またかよ。

警察は何してんだよ。」









「それがよ、

"犯人は人間じゃねぇ"かもって話しらしいぜ?」








「人間じゃねぇ?...フッ...

ないないない人間だっつーの!」








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