第96章 叱咤と離婚
私はただただ歩き始めました。
そこに意思なんてない、
ただ言われたから歩く
ただ怒られてしまうから歩く
ほとんど本能です。
守
「ぞうたんて おっちいんだって!!」
街路樹が均等に両脇に並ぶ道を
守を真ん中にし、
手を繋いで歩いている。
悟
「象はどうして大きくなれるのか知ってるかい?」
守
「うーーん… ちらなーい!」
五条悟
「象はさ、大きくなる為に
沢山ご飯を食べるんだよ。」
守
「たくちゃん?」
五条悟
「そうだよ〜。
1日100キロ以上食べているんだ。
それに伴った排便も100キロ以上なんだって!
凄いよねーー!ほんと天性の才能だと思わない?」
悟さんは、
守と私を交互に見ながら話しています。
「へぇー(´∀`*)」
反射的に反応します。
守
「100きろってぇー??」
五条悟
「そうだね。
えと...ちゃん2人くらい??」