第95章 余命を知る
"バッ!"
「!!」
瑠果くんが、
凄い勢いで立ち上がります。
瑠果
「きっと助かる方法があるはず!
僕なりに探してみるから、
ちゃんは悟さんに相談した方が良い!」
「え!?」
(悟さんに!?
あっ、そっか...悟さんは家族なんだから
こんな大変なこと相談しないのは変よね...
でもまだ
"妊娠の可能性あるかも"で話をしているわけだし...)
「瑠果くん。」
瑠果
「ん?」
「まだ妊娠しているのかハッキリしていないから、
悟さんには分かってから報告するね。
悟さんてば日本各地を飛び回ってたり、
海外に行っていたりして大変な人だから...
心配かけたくないの(^_^;)」
瑠果
「言ってる場合?
可能性がある以上...
悟さんと夫婦なら共有していた方が良いと思う。」
「…そ、そうだよね(*´∀`*)
自分の子供だけで野球チーム作ってみたい
とか言ってたし💦
私が死んでしまったら野球チーム作れ...」
(...作れるよね...
私が居なくたって...
悟さんカッコイイし...
次次って腹貸し家さん探して結婚しそう💧)
瑠果
「ん??野球チーム??
自分の子供だけで...野球チーム!!?」