第93章 実家
瑠果
「母から聞きました。
凄いですね。流石はちゃんです。
あの五条家の方との子供を産み、
五条家の人間にもなって...
しかも聞けばお子さんの瞳が銀梅眼とか...
ご先祖の宿儺様と一緒...あっぱれですよ。」
老婆4人の後ろを歩いていると、
瑠果くんが話しかけてくれました。
「ん?そんなに褒めてくれるのー?
ありがとう瑠果くん(*´∇`人*)」
瑠果くんはクールだけど、
こうやって褒めるところが無いような私の
良いところを拾いあげて、
必ず自信を持たせてくれるところは
小さい頃から変わらない気がします。
瑠果
「事実だから仕方ないよ。
...後は俺がバッチャン達を客間に連れて行くから
ちゃんはお茶をお願いできるかな?」
「うん(*´ω`*)それじゃ...」
私は瑠果くんの優しさに甘えて、
お茶の支度をする為に台所に向かいました。