第93章 実家
母
「まあまあ道中寒かったわよね!
居間は暖房入れてあるから暖かいわ
先に行ってなさい。
母さん、貴方達が泊まる支度をしてくるから。」
母は私達を置いて、
昔私の部屋があった別邸へ続く廊下に向かい
歩いていってしまいました。
(ありがとうお母さん(*´ω`*))
私は久しぶりに母の愛に触れ、
ホクホクした気持ちで
居間にやってくると...
(そう言えばお父さんて何処に...)
"スッー"
居間の引き戸をあけ
居間の中に入ると...
「(´⊙ω⊙`)」
父
「こんな時間に小さな子供を連れ歩くとは
お前はまだ子供だな。」
新聞を読んでいるようで、
私と守の方を一切見ない父が
抑揚のない声でそう言った。
「...そ、そうだよね(;´д`)気をつけます...」
私は父が苦手。
だから父に見られない後方にある
ソファーに守を抱っこしたまま座りました。