第91章 実家に帰省
ここは外だし、
なにより守が喜んでいるので
息苦しさを我慢しながら待っていると...
店主
「なかなか教え上手な旦那さんじゃないか!」
何も知らない店主さんが、
手持ち無沙汰な私に話しかけて
こられました。
「...ハハッ(;´д`)...」
(守のお父さんは玉木さんじゃない...)
目眩で倒れそうになりながらも、
見守っていると...
守
「おかあー!みてぇーー!」
キラキラ笑顔の守が、
厳選してすくったであろう
5つのスーパーボールが入った袋を
私に見せてくれました。
「す、すごいわね守(;´ω`人*)
それじゃ、そろそろお家に帰りましょう。」
本当はもう少し長居をしたかったけれど、
玉木さんが居たら話が違ってきます。
私は守を抱き上げると、
急いで神社の外に向かい歩き始めます。
守
「まだーいりゅぅー(´;Д;`)!」
私の胸に抱かれた守も、
まだ帰りたくないようでグズります。