第87章 聖夜キャベツ事変〜逆襲〜
キャベツ
「......ロー......ロールキャベツ.....ゔっ!!!
ハァハァハァ....食べただろうが.....」
キャベツさんは、
ボディー(腹部に開いた)穴を
頼りない細い手で押さえながら必死に話し続けます。
"じわりっ..."
キャベツさんの青臭い体液が地面に
溢れ出してきました。
「キャベツさん!もう話さないで!💦
そんなに話したら死んでしまうわ!!!」
私は苦しそうなキャベツさんには
決して走り寄らず玄関の内側から
話しかけます。
キャベツさん
「フッ...ったく...優しくするんじゃねぇーよ...」
そしてキャベツさんは、
雨が降っているのに仰向けに体勢を変え転がり
ちょっとイケメンキャラ風に私の呼びかけにこたえました。
「...食べたよ...私確かに昨日の夜!食べたよ!!
ロールキャベツ!!(´;Д;`)ノ」