第86章 聖夜キャベツ事変〜めばえ〜
玄関に着いてから気付いたのですが、
外は豪雨と雷鳴が鳴り響いていました。
"ピカッ!ゴロゴロ...⚡️ザァアアアアア!!"
「(´;Д;`)ガクガク」
守を抱き、
ただただ玄関のドア🚪とドアの横の
すりガラスを見ていると...
"スッ........"
「!!」
一瞬でしたが、
今、すりガラスの向こう...
右から左に何か大きなものが
通過したのに気がつきました。
「いまの...なあに(´;Д;`)」
守
「お前忘れてないだろうな?
この家はアイツが張った結界が覆っている。
ここから出なければ死なんぞ。
...出て行きたいなら止めんがな...ヒヒッ」
守は可愛い顔に似合わず
不適な笑みを浮かべ
抱っこしている私をみている。
「ま、守!!
可愛い顔で産んであげたのに...
なぁーに?その表情!?
いっ、いけません(๑•ૅㅁ•๑)!」
(あっ...つい言っちゃった💦
今は宿儺さんなのに💦)
守
「は?可愛い??
母よふざけたことを...俺はこう...
恐れられる存在...」
「ほら!見てみて〜
可愛いでしょ〜?」
"バッ!"
私は廊下にある姿見の前に
守(宿儺)を抱っこして立ちました。