第84章 チカコ再来
五条悟
「ややこしい事になってるね。
僕は明日には東京に戻らないといけないのに
これじゃ心配で2人を置いていけないよ。
ちゃん、もうここ引き上げよう。」
私には見えないけど、
海から戻ってきた悟さんは
玄関の小窓から家の中を覗いていた
"チカコ"さんの生き霊を発見。
頭花さんの為に手土産(嫌がらせ)として
捕まえてきたようです。
守
「こぇー!こあいちとー?」
守はしっかり視えているようで、
悟さんの右手の下...何も無い空間を指差しています。
五条悟
「"こぇー"はいけません!
この人と言いなさい(`・ω・´)!
で、その問いの答えだけど...
"この人は怖いマダム"です☝️」
(怖いマダムって(^_^;))
守
「こあ〜い!きあーーい(๑>◡<๑)ノ!」
五条悟
「これがポニーを悩ませていたなら、
もう解決したね。
それじゃ消すよ、いつまでも知らないマダムを
掴んでたらちゃんに嫉妬されちゃうからね!」
「待ってください!
えと...生き霊ってつまり
もとのチカコさんは生きてるってことですよね?
消したらチカコさんはどうなるんですか?💦」
五条悟
「良い質問だね。
生き霊を消したら本体はどうなるかと言うと...
別にそこまで影響はないよねー。
あれ?ちょっと今日低気圧で頭痛いかな?くらい。
しかも生き霊ってのは潰しても潰しても、
本体の意識が変わらない限り...無限♾️
しらみつぶしって言葉があるよね?
あんな感じに憑いたら祓って祓っての繰り返し...」
「という事は頭花さんは、
終わりが見えない生き霊と
戦ってるってことですか∑(゚Д゚)?」
五条悟
「そうだね。」