第8章 封印
?
「大丈夫ですか?」
黙ってしまった私を気遣ってか
男性は不安そうに私の顔を覗き込んでこられました。
「あっ、はぃ...」
(辛いけど、お断りしよう。)
私は男性のご好意を受けない事に致しました。
「すみません...もう大丈夫みたいです。
なんだか気分が良くなってきたので💦
ゆっくり
タクシーで行く事にします(*´∀`*)」
?
「...そうですか。分かりました。
どうかご無理だけはなさらぬように。」
男性は特に私に無理強いをすることは
しませんでした。
(良かった...)
「気にかけて頂いてありがとうございました。
お気をつけてお帰り下さいね(*´ω`*)」
?
「とんでもない貴女も気をつけて下さいね。」
"バタンッ"
"ブルルッ....🚙"
男性は車に乗り去って行かれました。