第66章 新道
居間にやってくると
テーブルの上に置かれている
おつまみのミミガーとワインが視界に入ってきました。
「もーぅ!のんで忘れるしかないわね!!」
お酒の前に座ると、
私はワインをひとくち口に含みました。
"ゴクッ🍷"
「Σ(・□・;)わっ!何これ!!」
このワインは、
悟さんが私の20歳の誕生日を迎えたら飲もうと
焼肉デート後に適当なワイナリーに寄り
買ってくれたものですが...
「すごく美味しい(*´ω`*)
ジュースみたいにゴクッゴクッ飲め....
って...えええーーーッ!!!
これノンアルコールワインだわ!!!」
悟さんがお酒が苦手なのは聞いていたのですが、
まさか私に買ってくれたお祝いのワインが
ノンアルコールなんて...
「なんだか悟さんぽいなぁ(*´∀`*)
甘いブドウジュースで乾杯なんて🥂」
(一緒に飲みたかったなぁ...)