第61章 働く
玉木
「先日、五条出流様から連絡を頂きました。
このまま悟様がお戻りになられないようであれば、
守様が3歳をもって五条家預かりにしたいと...
様は当初、守様を悟様と一緒に
お育てすると希望を出していたのですが...
それは悟様がいらっしゃるという
前提だからだったので...
様にもご説明をしたいのですが、
週末...用事を入れずに空けておいてくれませんか?」
頭花
「は?じゃあつまり、
守が3歳になったらは
守を手放してに戻るってことか?」
頭花さんは、
私の発言にイライラしたのか俺をキッと睨む。
玉木
「そうですね...」
頭花
「そうですね...だ!!?
アイツ守のこと大好きじゃん!!
引き離すって...守の側に居させろよ!!
頭花さんのおっしゃりたいことは分かります。
ですが...
玉木
「私は使用人です。
意見することは...できないのです。」
頭花
「はー!?」