第61章 働く
守
「おかあー!!ぱんないー!」
人数分の目玉焼きを焼いていると、
守が居間から走ってきて
お気に入りのレーズンパンが無いことを
訴えてきました。
「えー(๑•ૅㅁ•๑)、あるでしょ?
お母さんさっき4つもお皿の上に置いたよ??
ポンポンに入ってるんじゃないの?」
守
「んぅーー!!もぐもぐちてない!」
訳:私は食べていません。
守は潔白を訴え、
可愛く怒っています。
「ほんと?それなら....
こちょこちょしながら
お腹チェックしちゃお❤️」
守
「きゃー(๑>◡<๑)!!!」
守の脇腹をこちょこちょしようと、
両手を見せると居間に逃げてしまいました。
「もうっ!やっぱり食べたのねー!!」
守は本当に食いしん坊。
こうやってたまーに私を騙したりします。
「守ーー!
パンのお皿持ってきてー
お代わりあるわよー」