第61章 働く
"スッーー"
寝室にやってくると、
守が子供用の布団の上で
大の字で眠っておりました。
(可愛いなぁ(*´꒳`*)
この子の為なら頑張れるわね!!)
私は守の横で、
居間の続きをいたします。
"カチカチカチッ...💻"
(ん?これは...)
とある求人に目がとまりました。
「貴女の家事のスキルが活かせます...
デリバリー家政婦"家政婦は見た株式会社"...
月給18万円福利厚生に手厚いのが特徴です..
8:00〜17:00残業無し...
これ!!良いかもしれない!!」
実は家庭の年収で、
保育料が決まるみたいなのですが...
悟さんの年収が"凄まじい"ので
上限いっぱいの保育料になってしまうと
教えてもらいました。
ですから私が働いたお金は保育料と
ちょっとした貯金ができるくらいが
無いと困ってしまいます。
(これなら働かない方が良いのかも...
悟さんから預かったお金もあるし...
でも...お金があってもできない経験を、
守にさせてあげなくちゃね!!)
"カタカタカタカタカタカタカタカタ💻"
私はさっそく、
面接をエントリーしました。
(守に沢山のお友達ができたら良いなぁー。)
「ふぁ....もぅ寝よう....」
エントリーをして安心した私に、
睡魔が襲いかかり...
今日はもう眠ることにしました。