第60章 車輪の唄〜伝言を添えて〜
"グチャグチャグチャ..."
頭花
「まっ...マジかよ...」
数メートル先にいたメリーの身体が
突如大爆発したと思ったら...
玉木
「頭花さん、守様、
ご無事でなによりです。」
俺たちが
元居たサトウキビ畑の真ん中に戻っていた。
頭花
「こ、これは...」
(守がアイツを殺ったんだ...よな!
いったい何をしたんだ?
いったい何を..)
まだ赤ん坊の守に、
俺は確かに恐怖を感じた。
「守ー!おいでー!」
守
「おかあー!ぱいぱいよー!」
父、五条悟の血が流れているとはいえ...
それだけでは説明できない"強烈"な何かを
俺は守に感じた気がした。