第58章 比嘉商店
頭花
「菓子でもない、
お洒落な持ち歩きの食べ物でもない、
きゅうりってなんだよ!河童かよ!!」
「あら、可愛いじゃないですか。
河童さん(*´∀`*)ねぇー!守〜」
守
「ねぇ〜!」
守は、
本当によく食べる子です。
だからこうしてよく食べ歩きで
帰る時があります。
お行儀が悪いですけど、
帰り道は大自然の中の一本道...
だからokしています。
頭花
「でもなんか美味そうだな!
俺も食べたくなってきたな!!」
「頭花さんも食べますか?」
頭花
「そうすっかな!!」
私はまたきゅうりを取り出すと、
ハンカチで表面を拭いて
頭花さんに渡します。
「あっ、私に半分くれませんか?
私も食べたいです!」
頭花
「おぅ!」
結局、
私達3人はきゅうりを食べながら
家に帰りました。