第58章 比嘉商店
おばちゃん
「守!また来るんだよ!!」
おばちゃんはいつも、
お店の外まで見送ってくださいます。
守
「ばばーい(๑>◡<๑)ノ"」
頭花
「おばちゃんまたな!」
「(*´ω`*)」←お辞儀をした
私達は、
おばちゃんに見送られながら
お店を出ると今度こそ自宅に向かいます。
守
「おかあ〜くうり!!」
「ん?くうり??
あー、きゅうりね!きゅうりがどうしたの?」
守
「たべうーー!」
守はエコバッグの中を覗きます。
頭花
「今かよw」
「お家まで我慢できないの?」
私は立ち止まり守に聞きます。
守
「うん!」
「そっか(*´ω`*)
それじゃ、食べよっか!」
頭花
「え!?マジかよ!!」
"ガサガサッ"
私は一本胡瓜を取りだし、
綺麗なハンカチで胡瓜を拭き
守に渡しました。
守
「くうり!くうり!!」
守は喜んで私からきゅうりを受け取ると、
歩きながら小さなお口で胡瓜を食べ始めました。