第8章 王様ゲーム!!!
私と棗が同時に聞くと、華は繰り返し、キス!!と言った。
嘘だぁ…私が1番だなんて!!!!
しょうがない、…目を瞑って待ってよう。
私は棗の顔を見つめる。
すると少しの間棗も私の顔を見つめる。そして段々とお互いの頬が赤くなる。
あ、私の顔赤くなってる、心臓ばくんばくんだ恥っっっっっずい
…ぎゅ、
目を瞑る。
私と彼、棗の柔らかいマシュマロのような感触の唇が重なる。
…っ
…ちゅ
棗の唇が離れる。直ぐに私は棗に背を向けて顔を隠す。
…うん、…え、無理無理無理無理顔絶対赤い!!!!!
ど、どどどどどどどっらえ○ん~♪
じゃなくて、どうしよ!!!!!
そろりと後ろを向くと棗も後ろを向き顔を手で少しだけ隠しながら雷に肩を叩かれていた。
…よし、…うん。
バッッ
私は前を向くとクジを手に取り引いた。