第1章 出会い
明るい太陽の光ー。
もちろん、光が当たってる自分は照らされている。
ーーーーーなんて。
『私の心は真っ暗なんですがぁぁあーーーっっ?!?!』
~~~~~~~~~
…ピピピ、ピピピ
『…夢、か、。』
…変な夢だ。二度目の目覚まし、つまりいつもより遅く起きたということ。最悪だ。
いや、考えても無意味だな、時間の無駄だ。
そう思いながら
いつも通り私は学校に行く準備をする。
朝ごはんは昨日も食べ、一昨日も食べている一枚の食パン。
バターもジャムもつけずそのまま。
…なぜ無いかって?
それは……
貧乏だからだ!!!!
親は共働き、夜まで働く。帰って来ない日もある。バイトはパンパンに入っているし、。おかげでギリギリの生活は出来ている。
出来ている、…??
いや出来てないな、食べ終わったお皿を洗いながら思う。
祖父のせいだ。祖父が変な借金するから!!!!
借金取りは来るわ、夜も眠れないわ、…
こんな生活嫌だ!!!!!
ため息をついてまた私はカバンを持ち、家を出る。
『いってきます!』
こうしていつも通りの一日が始まって行く。