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*名探偵コナン*短編集*

第5章 *File.5*諸伏 景光*(R18)


「そういえば…」
「ん?」
「カレーうどんはいいのか?」
「…一体何処から話を聞いてたの?」
「さあね?」
「やっぱり人が読書してるのをいいことに、ゼロが景光に連絡入れたのね」
「で?」
「昨夜食べたのはホント。でもレトルト」
「辛いのは苦手なのに?」
「だから、甘口」
「くくくっ」
「イイ歳して、何時まで経っても子供だって言いたいんでしょ?」
「違うよ。雪乃は雪乃のままだと、安心したんだ」
「ホントかしらね」
「ホントだよ」

離れていた時間の前と後。
同じトコロも変わったトコロも、包み隠さず全てをさらけ出して見せて。
オレはどんな雪乃も受け止めて、ただ愛したいんだ。


今から二人、一緒に歩もうか。
遠い遠い未来の、またその先の未知の世界へと。

もう二度と、離れることなく。
手を繋いで、ゆっくりと。

逢えなかった時間も積み重なり続けていた、
オレと雪乃の、
たった一つの変わらぬ愛を、携(たずさ)えて…。


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